店長について

店長おもちは 海洋町の山の中に兄弟でいた子でした。
ご飯を食べにくるけど 人馴れはあまりしておらず
それでも 写真を撮ろうと思えばいつも おもちだけが
写っていたそうです。
おもちが生後約3ヶ月になった頃。
保護主さんが徳島市内のヨガのレッスンから 戻った時
庭の真ん中でうずくまる おもちを見つけました。
急いで 車で40分はかかる1番近い動物病院にかけこみましたが
下半身がブラブラで脊椎損傷の可能性があるので すぐに大きい病院で
手術が必要だと言われ、2時間以上かかる徳島市内の病院まで、なんの
ためらいもなく向かってくれました。
その時はMRIもないため 脊椎はわからないけど、骨盤がグシャグシャに
潰れていると
体力の問題もあり、しばらく様子を見て 排便ができるように骨盤の修復の
手術をすることになりました。

手術の日… 事故だと思っていましたが、何者かに齧られたような傷があり
かなり化膿していることが判明。
そのため とりあえず骨盤を広げるための手術しかできませんでした。
下半身麻痺、おしっこは人為的に圧迫排尿と言われていましたが、片足は
動くようになり、 そのため動かない足が邪魔になってしまうため切断の
手術を行いました。
最初の手術の後 少し体調が悪く心配な時期もありましたが、元気いっぱい
ヤンチャMAXで病院の職員の皆さんにとても可愛がってもらいました。

保護主の パパ、ママは1年の半分はインドにいるため、2ヶ月という長い入院
生活を越え 私の元へ。
圧迫排尿必須と言われていましたが、先生方の治療のおかげで 、コントロールは
まだまだですが 自分でおしっこもできるようになり、3本足でも誰よりも元気に
走り回るようになりました。

強運とパワーをもった おもち店長♪
いつもいるわけではありませんが、あなたが強運の持ち主ならば 会えるかも
しれませんよ!

おもちの兄弟は…おもちの入院中おもちと同じような状況で庭にあらわれた
そうです。もちろん 急いで病院へ走ってくれましたが、病院に着くと同時に
痙攣を起こし亡くなったそう…
そんな子は沢山います。  だからこそ、こうして出会えた子は幸せに繋ぎたい
おもちはみんにゃを見守る店長さんなんです。